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平安遷都の日 とは? 京都・伏見区の賃貸事情と不動産投資の魅力

平安遷都の日 とは? 京都・伏見区の賃貸事情と不動産投資の魅力

京都の不動産 モコハウスです。

今日は何の日?

10月22日は「平安遷都の日」です。794年のこの日、桓武天皇が長岡京から平安京(現在の京都)へ遷都しました。京都には、その長い歴史を物語る文化財や歴史的建造物が数多く残されています。

伏見区は、豊臣秀吉が築いた伏見城の城下町として栄えた歴史を持ち、寺社仏閣や史跡が点在しています。有名な伏見稲荷大社をはじめ、歴史を感じさせる街並みが魅力です。

しかし、美しい景観を維持するため、伏見区では建築や改修に厳しい制限があります。これは景観法や文化財保護法に基づくもので、建物の高さやデザイン、色彩などが細かく規定されています。

そのため、伏見区で賃貸物件を探す場合、選択肢が限られることがあります。特に、新築物件や広々とした間取りの物件は希少です。

一方、歴史的建造物をリノベーションした物件や、伝統的な京町家など、独特の魅力を持つ賃貸物件もあります。

このような状況から、伏見区の賃貸市場は、どちらかといえば「貸し手市場」といえます。人気のエリアでは、空室が出てもすぐに埋まってしまうことも珍しくありません。

京都の賃貸物件でよくある「更新料」とは?

京都の賃貸物件を借りる際、多くの方が「更新料」を支払うことになります。これは、賃貸契約を更新する際に貸主に支払う費用のことで、一般的に家賃の1~2か月分が相場となっています。

更新料は、契約期間満了後に住み続ける場合に必要となる費用で、関東ではあまり馴染みのない習慣ですが、関西、特に京都では広く定着しています。

この更新料、実は法律で定められているものではなく、地域ごとの慣習に基づいています。そのため、京都以外の地域では、更新料が不要な場合も多いのです。

伏見区で賃貸物件を探す際は、この更新料についても考慮しておく必要があります。物件によっては、更新料が不要な場合や、金額が交渉可能な場合もありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

伏見区における不動産投資

賃貸市場が「貸し手市場」であるということは、不動産投資の観点からも魅力的です。安定した賃貸需要が見込めるため、長期的な収益確保が期待できます。

また、伏見区は観光客にも人気のエリアです。そのため、民泊やゲストハウス経営など、多様な投資戦略を検討することも可能です。

ただし、伏見区での不動産投資には、注意すべき点もあります。

  • 建築制限: 前述の通り、景観保護のための制限があるため、物件の選定や改修には注意が必要です。
  • 物件価格: 人気エリアでは、物件価格が高騰している傾向があります。
  • 競合: 伏見区は、不動産投資家にとっても魅力的なエリアです。そのため、競争が激しく、優良物件の獲得には工夫が必要です。

伏見区で不動産投資を成功させるためには、市場の動向を的確に把握し、長期的な視点で戦略を立てることが重要です。モコハウスでは、伏見区の不動産投資に関するご相談も承っております。お気軽にお問い合わせください。

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