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外壁塗装のタイミングと費用相場

外壁塗装のタイミングと費用相場

京都の不動産 モコハウスです。

住まいの顔とも言える外壁。 新築時は美しく輝いていても、時間の経過とともに色あせやひび割れが生じてしまいます。 外壁塗装は、建物の美観を保つだけでなく、雨風から家を守る役割も担っています。

今回は、外壁塗装の適切な時期や費用相場、そして外壁塗装の流れについて詳しくご紹介します。

外壁塗装のタイミングを見極める

一般的に、外壁塗装の目安は10年と言われています。 しかし、建物の立地条件や使用されている塗料の種類によって、劣化のスピードは異なります。重要なのは外壁の状態を確認し、塗装が必要かどうかを見極める必要があります。

以下の項目に当てはまる場合は、外壁塗装を検討する時期かもしれません。

  • 外壁の色あせや変色
  • チョーキング(白亜化)現象(触ると白い粉が付く)
  • ひび割れ
  • 塗膜の剥がれ
  • コケやカビの発生

外壁塗装しないまま放置するとどうなるの?

もし問題が起きているのに外装塗装をしないと、どうなるのでしょうか。

外壁ボロボロ

  • 外壁の劣化促進: 紫外線や雨風から建物を守る塗膜が劣化し、外壁材が傷みます。ひび割れや剥がれ、反りなどが起こり、建物の寿命を縮めることに。
  • 美観の低下: 色あせや汚れが目立ち、見た目が悪くなります。
  • 防水性の低下: 雨水が浸入しやすくなり、雨漏りやカビの原因に。そればかりか駆体の腐食などが発生すると、耐震性も低下してしまうことになります。
  • 断熱性の低下: 冷暖房効率が悪くなり、光熱費が高くなります。
  • 資産価値の低下: 売却時に不利になる可能性があります。

外壁塗装の費用相場と補助金制度

外壁塗装の費用は、建物の大きさや形状、使用する塗料の種類、足場の設置状況などによって大きく異なります。 一般的な戸建て住宅の場合、60万~150万円程度が相場と言われています。

外壁塗装の費用を抑えるには、自治体などが提供する補助金制度の利用が有効です。 京都市では、省エネ性能の高い塗料を使用する場合や、防火性能の高い塗料を使用する場合などに補助金が交付されることがあります。

補助金の申請対象は、「市内の昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅及び昭和25年11月22日以前に着工された京町家等の住宅の所有者または居住者(予定を含む。)」です。 伏見区にお住まいの方も対象となる可能性がありますので、ぜひ一度、京都市のホームページや伏見区役所に確認してみることをおすすめします。 モコハウスでも、補助金制度に関するご相談を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

外壁塗装業者選定、見積もり、契約までの流れ

1. 業者選定

複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが大切です。 インターネットやチラシ、口コミなどを参考に、信頼できる業者を選びましょう。

気をつけなければならないのは、インターネット検索で上位に出てくる業者が、必ずしもよい業者であるとは限らない点です。残念ながら悪徳施工業者も存在します。可能であれば親戚や知人が実際に利用して、よかった業者を紹介して貰うとよいでしょう。

モコハウスでは、お客様に最適な業者をご紹介することも可能ですので、お気軽にご相談ください。

2. 見積もり依頼

複数の業者に、現場調査と見積もりを依頼します。 見積もりは無料で行ってくれる業者がほとんどです。相見積もりすることで、価格競争により安くなる場合もあります。

3. 見積もり内容の確認

見積もり内容を細かく確認し、不明点があれば質問しましょう。 塗装面積や塗料の種類、工事期間、保証内容などを確認することが大切です。 業者によって見積もりの形式や記載内容は異なりますが、以下の項目が含まれているかを確認しましょう。

  • 業者名、住所、連絡先
  • 見積もり有効期限
  • 工事内容
    • 塗装箇所
    • 塗料の種類
    • 塗装回数(下塗り、中塗り、上塗り)
    • 使用塗料の量
  • 工事金額
    • 内訳(足場代、材料費、人件費など)
    • 消費税
  • 支払条件
  • 工事期間
  • 保証内容
  • その他(追加工事の有無、近隣への配慮など)

4. 契約

見積もり内容に納得したら、契約を結びます。 契約書の内容をよく確認してから、署名・捺印しましょう。 契約書には、以下の項目が記載されているはずです。

  • 工事内容
  • 工事金額
  • 支払方法
  • 工事期間
  • 保証内容
  • 解約に関する事項
  • その他

外壁塗装の流れ

外壁塗装は、一般的に以下の流れで行われます。

1. 近隣挨拶

工事前に、近隣住民の方々にご挨拶に伺い、工事期間や内容について説明します。 騒音や塗料の飛散など、ご迷惑をおかけする可能性があることをお伝えし、ご理解とご協力をお願いします。

可能であれば業者と一緒か、個別に挨拶するとよいでしょう。直接顔を合わせて了承を得ることで、無用なトラブルを避ける効果があります。

2. 現場確認

建物の状態や周辺環境を確認します。 外壁の劣化状況や、足場設置のスペースなどをチェックします。

鉢植えや小物など、動かす必要があるものも確認して貰いましょう。勝手には動かせませんので、施主の立会が必要になります。

3. 足場の設置

塗装作業を行うための足場を設置します。 安全に作業を行うために、しっかりと設置することが重要です。

このとき、別の業者が現場に入る場合があります。これは足場の設置には国家資格が必要なためです。基本的には見積もりまたは契約書に書かれているはずなので問題ありません。

4. 高圧洗浄

外壁に付着した汚れやコケ、古い塗膜などを高圧洗浄機で洗い流します。 塗装の密着性を高めるために、しっかりと洗浄することが大切です。

この作業を怠ると仕上がりに影響するだけでなく、せっかくの塗装が剥がれてしまう原因にもなります。

5. 下地処理

ひび割れや欠損部分を補修します。 下地がしっかりしていないと、塗装の仕上がりに影響が出ます。 主な下地処理には、以下のようなものがあります。

  • クラック処理:ひび割れを補修する処理。
    • Uカットシーリング:ひび割れをU字型にカットし、シーリング材を充填する方法。
    • Vカットシーリング:ひび割れをV字型にカットし、シーリング材を充填する方法。
  • 欠損部補修:欠けてしまった部分を補修する処理。
    • モルタル補修:モルタルを使って欠損部分を埋める方法。
    • パテ補修:パテを使って欠損部分を埋める方法。

6. 養生

塗装しない部分に塗料が付着しないように、ビニールシートなどで覆います。 窓やドア、植木などを保護します。

基本的に窓の開閉が難しくなったり、できなくなります。どうしても開閉が必要な場合は、事前にその旨を伝えておきましょう。問題がなければ、開閉可能な形で養生して貰えます。

7. 外壁塗装・下塗り

下塗り材を塗布します。 下塗り材は、上塗り材の密着性を高める役割があります。 また、外壁材の吸い込みを均一にする効果もあります。

8. 外壁塗装・中塗り&上塗り

中塗り材と上塗り材を塗布します。 中塗り材は、塗膜の厚みを確保し、耐久性を高める役割があります。 上塗り材は、建物の美観を保つ役割があります。

9. 完了検査

塗装が完了したら、施工業者と共に見積もり内容と相違がないか、仕上がりに問題がないかを確認します。 具体的には、以下の項目をチェックします。

  • 塗装の色むらや剥がれがないか
  • ひび割れや欠損部の補修がなされているか
  • 養生がなされていたか
  • 塗料の飛散がないか

10. 撤収処理

足場を解体し、移動させたものがあれば元に戻します。

11. 完成

これで外壁塗装は完了です。

モコハウスが外壁塗装業者選びをサポート

外壁塗装は、建物の寿命を延ばすための重要なメンテナンスです。また、資産価値を維持するためにも必要な作業であることを認識しましょう。 適切な時期に、信頼できる業者に依頼することで、長く快適に暮らすことができます。

モコハウスでは、お客様のライフプランやご予算に合わせて、最適な外壁塗装業者選びをサポートさせていただきます。 補助金制度の利用についても、お気軽にご相談ください。

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