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伏見酒回廊で蔵巡り! 11蔵をハシゴする楽しみ方とおすすめモデルコース

伏見酒回廊で蔵巡り! 11蔵をハシゴする楽しみ方とおすすめモデルコース

京都の不動産 モコハウスです。

秋の京都といえば、紅葉や寺社仏閣巡りを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

でも、実はもう一つ、京都の秋を彩る魅力的なイベントがあるんです!

それが、日本有数の酒どころとして知られる京都市伏見区で開催される「伏見酒回廊 2025」です。

単なる日本酒の試飲会とは一味違う、このイベントの魅力と楽しみ方を、地域情報も交えながら詳しく解説していきます。

伏見酒回廊とは? 11の蔵元を巡る、特別な一日

「伏見酒回廊」は、2025年10月25日(土)に開催される、伏見の歴史ある酒蔵を巡る一大イベントです。

最大の特徴は、一般的な日本酒イベントのように一つの会場に蔵元が集まるのではなく、徒歩圏内に点在する11の酒蔵が一斉に蔵開きを行う「分散型」の形式を採用している点にあります。

このイベントは、来場者が「回廊」という名前の通り、伏見の風情ある街並みを散策しながら、気になる蔵元を自由に「ハシゴ酒」できるユニークな体験を提供します。単に日本酒を味わうだけでなく、酒蔵の雰囲気、街の景色、そして伏見が育んできた酒造りの歴史や文化を丸ごと楽しむことができるのです。

一部をのぞいて予約は不要なので、開催時間内であればいつでも気軽に参加できますよ。

参加蔵元と見どころをチェック!

2025年の「伏見酒回廊」には、伏見を代表する11の蔵元が参加します。それぞれの蔵が趣向を凝らしたユニークな企画を用意しているので、事前にチェックしておきましょう!

各蔵元の注目コンテンツ

創業368年という歴史ある蔵で、最新技術と人の技を融合させた価値ある日本酒の提供を心がけています。イベントでは、当日限定のお酒をはじめとした有料試飲・販売、伏見の特産販売の屋台などが出店します。

日本で初めての「スパークリングにごり酒」を発明した蔵。創業350年という節目の年に、伝統的な「生酛仕込み」や「低精白酒」の新商品を数量限定で提供します。歴史ある蔵元ならではの特別なお酒を味わうチャンスです!

1645年創業、もともとは和歌山の蔵でしたが、約70年前に京都伏見で再出発した蔵。米と米麹と水だけで造る純米酒にこだわる蔵です。 定番酒に加え、普段は手に入りにくい限定酒希少酒が用意されます。日本酒に合う肴の屋台も出店するので、お酒と料理のマリアージュを楽しめますよ。3,000円以上のご購入で、お猪口プレゼント(先着100名様)

1673年創業。昭和30年代当時、醸造アルコールをはじめとした添加物まみれだった日本酒業界の中で、先じて純米酒を復活させた蔵として有名。人気の企画「スナック玉乃光」がパワーアップして登場!  14代目蔵元が特におすすめするお酒を味わいながら、楽しいひとときを過ごせます。

料理を活かし、料理で生きるお酒を醸すことにこだわる蔵です。当日は酒造りセミナー、有料試飲、特別販売会などを企画中。この日、この場所でしか手に入らない限定酒などもご用意する予定だそうです。

創業明治28年と歴史こそ浅いものの、京の米、京の水、京の酒にこだわる蔵元です。オープニングでは、先着300名様に振る舞い酒をご用意(9時半ごろから整理券を配布予定)。有料試飲では、蔵開き限定酒も提供されます。大好評の恒例企画「きき酒チャレンジ」や物販・軽食コーナーも充実。なんと、酒蔵のアイコン、杉玉の販売もあります(限定20個)。

大正12年創業。途中生産休止などを経て2023年に十石ブランドで再出発。当日は新酒や非売品のお酒が提供されるほか、有名飲食店とのコラボ企画も実施されます。特に人気が高い京都市伝統産業「未来の名匠」認定の高垣杜氏による蔵ツアーは、先着順での予約が必要となるので注意が必要です。

1781年創業。1997年からは麦酒(ビール)の醸造も行っています。イベント当日は各種キンシ正宗、梅酒や限定酒、塩ぽんず等を取り揃えています。ステージイベントや、屋台・キッチンカーが登場。お酒に合ういろいろなメニューを取り揃えています。キンシ正宗のお酒を使った食品もご用意。

職人の高齢化や設備老朽化、嗜好の多様化や低価格など厳しい経営環境の中、伏見の老舗三蔵が共同出資で醸造工場を営む伏見銘酒協同組合が設立されました。生産と販売を分離した経営で、組合が生産を担当しています。厳選したお酒や限定酒をご用意。また、鳥せいなどのお店も出店予定です。過去のイベントでは粕汁なども提供されていたようです。

各蔵が「限定酒」「フード」「ツアー」「ステージ」など独自の強みを打ち出しているため、複数の蔵を巡る動機付けになります。

来場者は、自分の興味に合わせて回遊ルートを自由にカスタマイズできるのが大きな魅力です。

伏見酒回廊を120%楽しむためのモデルコース

酒回廊

イベント当日は、効率よく、そして存分に楽しむために、事前の計画が大切です。ここでは、地元を知り尽くしたモコハウスがおすすめするモデルコースをご紹介します。

【スタート地点】京阪電車 中書島駅

イベントへのアクセスは、公共交通機関の利用が推奨されています。特に京阪電車中書島駅は、酒蔵エリアの玄関口であり、最も便利なアクセスルートです。駅前では、酒樽や坂本龍馬の像が迎えてくれ、旅の気分を盛り上げてくれますよ。

STEP 1:月桂冠大倉記念館で伏見の歴史を学ぶ

中書島駅北口から徒歩5分ほどの場所にあるのが「月桂冠大倉記念館」です。ここでは伏見の酒造りの歴史や製造過程を学ぶことができ、試飲も楽しめます。まず最初に伏見の酒文化の背景を理解することで、その後の蔵巡りがより深く、豊かな体験になります。

STEP 2:伏見夢百衆と大手筋商店街で腹ごしらえ

記念館からさらに北へ向かうと、複数の蔵元の日本酒を飲み比べできる「伏見夢百衆」や、活気あふれる「大手筋商店街」があります。各蔵元を回る前に、商店街で地元の味を楽しんでおくのもおすすめです。

STEP 3:お目当ての蔵元を巡る!

さあ、いよいよ各蔵元の蔵開きへ! 事前にチェックしておいたお目当ての蔵を巡りましょう。当日はスタンプラリーも開催されるので、スタンプを集めながら回ると、お酒が当たる抽選にも応募できますよ。

このモデルコースは、伏見の歴史を学び、複数の酒を飲み比べ、地元商店街の雰囲気も楽しむという、一連の物語として構成されています。これを参考に、ご自身の興味に合わせてカスタマイズしてみてくださいね。

知っておきたい注意事項と事前準備

  • 混雑に注意!:人気のイベントのため、当日はかなりの賑わいが予想されます。特に体験したい企画がある場合は、事前の情報確認と早めの来場が不可欠です。
  • 動きやすい服装で: 蔵から蔵へは徒歩での移動が基本です。快適に街歩きができるよう、履き慣れた靴や動きやすい服装で来場しましょう。
  • エコバッグの準備:気に入ったお酒や日本酒関連商品を購入する際に備え、持ち運び用のエコバッグなどを用意しておくと便利です。
  • 飲酒運転は厳禁!:飲酒を伴うイベントなので、車の来場はご遠慮ください。必ず公共交通機関を利用してくださいね。20歳未満の方の参加はできません

「伏見酒回廊 2025」は、伏見という街の歴史と文化を包括的に体験できる特別な祭典です。秋の伏見で、日本酒と街歩きを心ゆくまで満喫してくださいね。

日本酒と街歩きを楽しんだあとは、モコハウスへもお立ち寄りください。

カフェのようなおしゃれな空間で、お部屋探しや不動産に関わる相談事など対応させていただきます。

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