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商売繁盛を願う! 伏見区の金札宮 えびす詣りとは?

商売繁盛を願う! 伏見区の金札宮 えびす詣りとは?

京都の不動産 モコハウスです。

関西のお正月の風物詩といえば「十日戎(とうかえびす)」。西宮神社(兵庫県西宮市)や今宮戎(大阪市浪速区)が有名ですが、じつはここ伏見区にもえびす詣りがあるってご存知でしたか?

本日は伏見区丹波橋にある金札宮のえびす詣りについて、歴史や見どころ、アクセス方法など詳しく紹介します。

金札宮 えびす詣り

金札宮の歴史と由緒

金札宮は、孝謙天皇の御代(750年ごろ)に白菊翁の啓示により創建されたと伝えられています。

境内には、京都市指定天然記念物のクロガネモチの木などがあり、 開運と幸運を呼ぶ神社として、古くから人々の信仰を集めてきました。

金札宮の名前の由来は、社殿建設中に天から金のお札が舞い降りてきたという伝説にちなんでいます。 また、観阿弥の謡曲「金札」にも登場する神社であり、 日本の古典芸能とも関わりがあるという点で、独特の文化的な側面を持つ神社と言えます。

金札宮には、天太玉命(白菊明神)、天照大神、倉稲魂神が祀られており、それぞれ五穀豊穣、火難除去、家運隆昌といったご利益があるとされています。

えびす詣りについて

金札宮のえびす詣りは、商売繁盛や家内安全などを祈願する行事です。

えびす詣りの歴史

かつては、十日えびすの日に、中書島から芸妓を駕籠に乗せて金札宮に参拝する「えびす参り」が催されていましたが、長い間失われていました。

平成22年、金札宮の旧社地を含む場所に伏見総合庁舎が建設されることになり、宵えびすの日に開所式を行う際に、町の発展を祈ろうと巡行が復活しました。

このように、金札宮のえびす詣りは、一度途絶えた伝統が復活したという興味深い歴史を持っています。

えびす詣りの期間と日時

金札宮のえびす詣りは、恵比須様の誕生日と言われる1月10日を中心に、前日の宵恵比須、11日ののこり福の3日間です。

また、9~11日の前の日曜日には、宝恵駕籠巡行が行われます。今年は1月5日に行われました。

えびす詣りの内容

えびす詣りでは、商売繁盛や家内安全などを祈願します。

宝恵駕籠巡行では、恵比須神役や芸妓役が駕籠に乗り、伏見の町を巡行します。約2~3時間かけて伏見の町を練り歩き、 その華やかな様子は、多くの人々の目を楽しませています。

参拝方法

一般的な神社の参拝方法と同様ですが、金札宮では拝殿の南側に恵比須社があるので、こちらにもお参りすると良いでしょう。

お札やお守り

金札宮では、幸運・開運・金運などのご利益があるお守りやお札を授与しています。 具具体的な種類やご利益については、神社の公式サイトや社務所にお問い合わせください。

混雑状況とアクセス

混雑情報

金札宮のえびす詣りは、あまり知られていないことから比較的空いています。

今宮戎や西宮戎、京都で言えば京都ゑびす神社などに比べると、ゆっくりと参拝することができます。

アクセス方法

金札宮へのアクセスは、以下の通りです。

  • 電車の場合:
    • 京阪本線「丹波橋駅」から 徒歩約10分
    • 近鉄京都線「丹波橋駅」から 徒歩約10分
  • 車の場合: 名神高速道路京都南インターチェンジから南へ国道1号線経由、約15分

駐車場

金札宮には専用の駐車場はありませんが、近隣に時間制駐車場があります。

まとめ

金札宮のえびす詣りは、商売繁盛や家内安全を祈願する伝統的な行事です。歴史ある神社で、開運と幸運を祈願してみてはいかがでしょうか。

金札宮の向かいには、真言宗の大黒寺があり、出世開運、金運のご利益があるとされています。合わせてお参りしてみてはいかがでしょうか。

商売繁盛、金運のご祈願のあとは、ぜひモコハウスへもお立ち寄りください。

アパート経営やマンション投資に関するご相談も承っております。

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