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京都市の冬に気をつけたい水道管凍結対策

京都市の冬に気をつけたい水道管凍結対策

京都の不動産 モコハウスです。

今回は冬の時期に気をつけたい水道管の凍結についてお伝えします。

冬本番を迎え、京都市内でも最低気温が氷点下を下回る日が出ています。 水道管が凍結すると、水が出なくなるだけでなく、管が破裂してしまうこともあります。

そんな最悪の事態を防ぐための対策を、モコハウスがお伝えします。

今季最強クラスの寒波襲来

日本列島は北日本から西日本の広い範囲で、日本海側を中心に大雪に見舞われています。

ここ京都市でも、本日(2025年2月8日)午前11時時点で8センチの積雪を観測しており、明日にかけてさらなる積雪への警戒が必要です。

スリップによる事故や転倒にも注意する必要がありますが、特に気をつける必要があるのが水道管の凍結です。

一般的に0℃を下回ると、水道管や水栓はひび割れのリスクが高まります。-4℃以下では凍結、破裂の可能性も出てきます。

京都市の今朝の最低気温は-3.4℃。園部では-5.6℃、美山で-4.1℃など、水道管の凍結は北国だけの話ではありません。

必要に応じて適切な対策を行わないと、思わぬ事故につながる可能性があります。

今すぐできる水道管の凍結対策

京都市内では、水道管が凍結するほど気温が下がることはまれですが、いざというときの基礎知識として押さえておきましょう。

転ばぬ先の杖、凍結対策は寒さが厳しくなる前に行うのが肝要です。

水を流したままにする

水を流したままにする

よく言われるのは水を流したままにすることで凍結を予防する策。川が簡単に凍らないように、流れている水は簡単には凍りません。

一般的に、気温がぐんと下がる夜間から早朝にかけては、水道を利用しないので凍結のリスクが高まります。

翌日にかけて冷え込みが予想されるときは、鉛筆の芯ほどの太さで水を流し続けるとよいでしょう。

ただし、手軽に実施できる反面、水道料金が高くなるというリスクがあります。

水道管の水抜きをする

凍ってしまわないよう、水道管内の水を抜く対策です。

数日間留守にするなど、水道の流しっぱなしが難しい場合に有効となります。

水道メーターボックス内にある元栓を締めてから、蛇口を開き、管内の水を抜き取ります。

順番としては高い位置から、低い位置で抜いていきます。

まずは上階の蛇口、次に1階の洗面所、キッチン、風呂場と抜いていき、最後に(あれば)屋外の立水栓や散水栓の順番に行います。

なお、ガス給湯器などの水抜きについては、特殊な場合もありますので、取扱説明書に従ってください。

保温を行う

屋外にある水道管や、家の北側、風通しのよい場所などの水道管にタオルや毛布などを巻き付けて保温しましょう。

布類で保温をする場合、表面をビニールで覆うなどの防水対策も併せて行う必要があります。巻き付けた布が濡れてしまうと、逆効果になる場合もあるので要注意です。

その他には、ホームセンターなどで手に入る、発泡スチロール付きの保温テープなども有効です。

また、京都市内では基本的に必要ありませんが、電気式の凍結防止ヒーターなどもあります。状況や気候にあわせて、適切な保温を行ってください。

特にむき出しになっている水道管は、外気で直接冷やされるので注意が必要です。

屋外型ガス給湯器の凍結防止

最近のガス給湯器には、外気温に応じて自動で凍結防止ヒーターが作動するものもありますので、取扱説明書をご確認ください。

注意が必要なのは年末年始や旅行で長期間留守にするとき、節約のためにと電源を抜いてしまわれる方がいます。

待機電力は微々たるもの。それを節約したがために凍結・破損してしまうのは避けたいものです。

古いタイプの給湯器では、凍結防止ヒーターがありませんので、別途対策が必要です。

前述のように水抜きや保温を行ったり、低めの温度設定で常時追い焚き状態にすることでも、凍結防止策となります。

なお、蛇口から浴槽にお湯を張るタイプでは、追い焚きはできませんので、水を出しっぱなしにする必要があります。

凍ってしまった時の対処法

もし、対策前に水道管が凍ってしまったら、焦らずに対処しましょう。

まずは、水道管や水栓周りを目視で確認し、金具や蛇口などにヒビが入っていないか、水漏れしていないかなどを確認しましょう。

もし水漏れしているようなら、焦らずに元栓を締めて、水道修理業者などに連絡しましょう。

破損が確認されなかった場合、タオルなどを凍結した部分に巻き付け、その上からぬるま湯をゆっくりと注ぎます。

早く溶かしたいからと、熱湯をかけるのは絶対にNGです。急激な温度変化により、破損してしまうおそれがあります。

カップ焼きそばのお湯をシンクに流したとき、ボンと音がするのも、温度変化による変形です。金属は急激な温度変化に弱いので、少しずつゆっくりと行うのが大切です。

ドライヤーの温風を当てる方法もありますが、こちらも長時間だと管が変形するおそれがありますので、様子を見ながら慎重に行いましょう。

まとめ

この記事では、京都市の冬に気をつけたい水道管の凍結対策について解説しました。

  • 水道管の凍結は、水が出なくなるだけでなく、管が破裂してしまう原因にもなります。
  • 京都市内でも、気温が氷点下を下回る日には、水道管の凍結に注意が必要です。
  • 主な凍結対策としては、水を流したままにする、水道管の水抜きをする、保温を行うなどがあります。
  • 万が一、水道管が凍ってしまった場合は、焦らずに適切な対処法を行うことが大切です。

この記事を参考に、今冬は水道管の凍結対策を万全にして、安心して冬を過ごしましょう。

モコハウスでは、京都市の不動産に関する様々な情報を提供しています。

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